今回はテクニクスAZ80をレビューしていこうかなと思います。
あちこちで売り切れていますが、いくつもの家電量販店を訪れてようやくnojima イトーヨーカドー綾瀬店でようやく見つけました。
全国で売り切れ続出?
2023年10月現在、全国で売り切れとなっています。
amazonや楽天はもちろん、テクニクス公式通販サイトでも全国の家電量販店でも在庫が全くありません。
理由1:圧倒的性能
理由の一つ目はシンプルに性能が良かったから。
発売当初から多くのガジェットインフルエンサーに取り上げられ、今年No1のワイヤレスイヤホンになるのではないかと予想しているインフルエンサーも数多くいました。
そのことに影響されてテクニクスAZ80を買う人を決意した人も多かったはず。
理由2:「ジャにのちゃんねる」で紹介
こちらの要因も無視できません。
ジャニーズのメンバー4人で構成されるチャンネル、「ジャにのちゃんねる」で山田涼介さんと中丸雄一さんが二宮和也さんに誕生日プレゼントとしてテクニクスAZ80を公開する動画を公開しました。 この動画もテクニクスAZ80の人気に一役買っています。
理由3:出荷に問題
詳しくはわかりませんが家電量販店に尋ねたところ、メーカーの出荷時に問題が発生して現在思い通りに出荷ができていないそうです。 一刻も早く復帰してほしいですね。
開封の儀
はい、もう箱からかっこいい。
開けてみると、中にもかっこいい箱が!
中身は本体とイヤーチップと充電コードが入っていました。
本体は後ほど解説するとして、イヤーチップは9セットのそれぞれ異なるサイズや形のものが入っていました。 これならどんな人でもフィットするイヤーチップが入っているはず。 充電ケーブルは目測ですが、10cm程度とかなり短めのものが入っているだけですね
テクニクスAZ80を使った感想
見た目が超クール
見た目がなんと言ってもかっこいいですよね。 AirPodsProのようにシンプルで洗練されたデザインも良いですが、このような高級感溢れるデザインは所有欲を満たしてくれます。 ファッション性としても優れていて最高です。
ケースの上部にはヘアライン加工がされていて、高級感があふれています。 イヤホン本体も内側は少しプラスチックっぽいですが、外側は角度によって光る仕様になっていてイヤリングのようなアクセサリーのようなおしゃれさがあります。
3台同時接続が可能
ワイヤレスイヤホンとしては業界初の3台同時接続が可能です。
(AirPodsはApple製品のみ3台同時接続可能)
これにより、端末を着替える操作をしなくても自動的に切り替えてくれます。
ただし、接続台数が2台を超えてしまうとLDAC非対応になってしまうので注意必要です。
LDACとは簡単にいうと、高音質のデータを送るコーデック(圧縮符号化方式)のことです。
しかしApple製品はLDACに対応していないため、Apple製品で音楽を再生している方は気にする必要がないでしょう。
僕はiPhoneとiPadとMacの3台接続で使っています。
操作方法は好みじゃなかった
操作は1回押す・2回押す・3回押す・長押し✖︎左右と合計8個の操作を登録できます。
どの操作にどのアクションを紐づけるかも自由に設定できます。
操作は豊富な上にかスマイズも可能で素晴らしいです。 自分が好みでないのはその操作方法。
押す式なので、ボタンをイヤホンを耳の奥に押し込もうとすると誤操作してしまいます。
慣れればボタンを握って押し込むのですが、慣れるまでは何度か誤操作してしまいました。
個人的にはairPodsのようにイヤホンの先端を握る操作法の方が好みです。
接続はかなり安定してる
airPodsProからテクニクスAZ80に乗り換える時に一番不安だったのが、接続が安定しているかでしたが杞憂でした。
初期設定は専用のアプリを使う必要があり、airPodsよりもめんどくさいですが一度設定すれば耳に装着するだけで自動的に接続されるので全く不便に感じません。
商品パッケージの裏に「Made for iPhone iPad iPod」と書かれているのでAppleユーザーの方は接続面で安心してOKと言えるでしょう。
ワイヤレス充電対応なの嬉しい人多そう
僕はワイヤレス充電器を持っていないので使ってはいませんが、ワイヤレス充電に対応もしているそうです。
初期設定は少しめんどいけど設定項目が豊富
めんどいと言ってもairPodsよりはという意味です。
携帯端末とのペアリングに必ずしも専用のアプリが必要なわけではありませんが、色々な設定をするためにほとんどの人が専用のアプリをダウンロードすることになります。
専用アプリで設定できる項目は
- イコライザーの設定
- タッチ操作のカスタマイズ
- ノイキャン・外音取り込みの強弱設定
- イヤホンを探す
- 自分に合うイヤーチップのサイズを探す
ノイズキャンセルも悪くない
一部ではノイキャンは微妙と言っているレビューも見ましたが、僕は満足しています。
「業界最高」と謳っているのでその期待に応えるのができていないのかもしれません。
地下鉄に乗っても電車の音をかき消してくれますしほとんどの人にとっては満足できる性能を備えているでしょう。
airPodsProには少し劣るように感じますが、文句なしのノイキャン性能は持っています。
音質は最高
音質は一言で言うと、最高です。
同じテクニクスから登場しているEAH-700という約13万円もする優先イヤホンに使われているドライバーと同じドライバーが使われているようです。
これを聞くだけも音質に文句のつけようのないことがわかっていただけるでしょう。
色々なイヤホンマニアのyoutuberたちが絶賛するだけのことはあるなと思いました。
高音は綺麗に響きますし、低音もかなり迫力があります。
特に際立って素晴らしいなと感じたのはボーカルの迫力です。
耳に来るのではなく、後頭部に音が直接叩き込まれるような迫力は今までに体験したことのない新体験でした。
また音が立体的であるため、本当に自分の周りで生歌が広がっているような感覚になります。
YOASOBIさんの「アイドル」のような様々な種類の音が登場する曲では、綺麗で重みのある音を一気に贅沢に体験できます。
また藤井風さんの「風」では低音でずっしりとした音を背景に藤井風さんのざらつきのある歌声をリアルに感じることができます。
まとめ
テクニクスAZ80の良いところと悪いところをまとめるとこのようになります。
メリット
- 音質最高
- 見た目最高
- 3台同時接続が可能
- ワイヤレス充電可能
- 接続が安定している
デメリット
- 値段が3,6000円と少し高い
- 操作方法が慣れるまでは不便
デメリットの操作方法はairPodsProの操作に慣れてしまった僕特有の問題かもしれませんし、そんな僕でも1週間も使えば慣れて不便に感じることはなくなりました。
本当に非の打ち所のない最高のイヤホンですので自信を持っておすすめすることができます。