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Notion AIの使用例と解約した理由

NotionAIが微妙だったというお話をしようと思います。
僕はNotionAIを3ヶ月使いましたが、解約することにしました。
今回は僕がNotionAIをどのように使っていたか、なぜ解約したかを解説します。

目次

僕のNoitonAIの使い方

NotionAIに限った話ではないですが、AIツールは様々な使用用途があるためにかえって使い方がわからないという方も多いはずです。
僕も完璧にNotionAIの力を引き出していたというわけではないですが、僕が実際にNotionAIをどのように使っていたかをお見せします。

記事の要約

僕はたまに、Chromeの拡張機能「Save to Notion」でNotionに記事をストックして後でまとめて読むことがあります。 時には難しい記事があるので、1回読んだだけでは理解できない記事も珍しくありません。

そこでNotionのページのプロパティでAIによる要約というプロパティを追加して、記事の概要を掴んでから記事を読むようにしていました。

これにより記事の理解度は格段に上がりました。

しかし少ない時間で大量の記事を読みたいのに読む量が増えてしまうため、次第にAIによる要約を読まなくなってしまいました。

読書記録の要約

読書をする中で後で後で読み返したい言葉や印象に残った文章をストックしてそれを要約してくれたら、読んだ本の一覧と自分用の概要を一つのページにまとめることができると思いました。

しかし、NotionAIに要約してもらうには自分で本の一部をNotionにコピペしなくてはいけません。 僕はこれが面倒くさくて、この習慣は続きませんでした。

本の気になったところや感想を日常的にメモしている人ならこのようなNotinoAIの使い方はありかもしれませんね。

過去のメモの呼び出し

最近追加された機能にNotion Q&Aというものがあります。 これは、自分が今までに作ったワークスペースのデータを元にAIに質問をすることができるツールです。 例えばサイトごとにパスワードを管理してそれをnotionにメモしていたら、Notionに「〜〜のパスワードを教えて」と聞くとすぐに回答を得ることができます。 正直この機能がなかったらもっと潔くNotion AIを解約することができたのですが、Notion Q&Aがあるのに解約したことは正直今でも再契約しようか迷うほどです。

Notion AIを解約した理由

chatGPTで代用可能

これが理由の80%と言っても過言ではないです。

NotionAIは翻訳や要約ができますが、それはchatGPTでもできることです。 さらに、NotionAIは文章を生成できるだけで特定の分野の知識があるわけではありません。 自分がお願いしたいことが文章の生成にあたることなのか、それともNotionAIの分野を超えてしまっているのか、これを考えるのが面倒で結局chatGPTに投げて解決ということがとても多かったです。

会話できない

生成された文章に対して、「もっと長くして」とか「もっと簡潔にまとめて」みたいなフィードバックすることは可能なのですが、再び要求すると一度生成された文章が消えて新しく文章が生成されてしまいます。 chatGPTのように前に戻ることができません。 やっぱりさっき生成された文章の方がよかったなーと思っても戻ることができないのは地味に不便です。

精度が低い

生成される文章の精度も高くありません。 chatGPT以上に支離滅裂な文章が生成されることが多いように感じます。 翻訳でさえも、全体の文章を理解した上でいい感じに訳してくれるchatGPTの方が精度の高い翻訳を提供してくれるように感じました。

NotionAIを使うべき人

ここまでNotionAIの悪い面を言ってきましたが、chatGPTでは使えない使い方があるのも事実です。

結論、DBのプロパティ機能でAI機能を使いたい人です。 ページ内でAI生成機能を使う場合はNotionAIを使う必要はありません。 chatGPTの方が融通が効きますし、精度も高いからです。 しかし、「AIによる要約」プロパティではデータベースのテーブルビューで、そのページの内容を自動的に要約してくれます。 大量のコンテンツをデータベースで管理していて、テーブルビューでそれぞれのページの要約を自動的にしてくれることに価値を感じる人はNotionAIの恩恵を十分に受けれます。 逆に言うと、データベースのプロパティ以外ではchatGPTの下位互換という印象を受けました。

かなり昔のメモを振り返りたい人

最新のNotionでは、Notion Q&Aという機能があります。

これは先ほども説明したようにNotionに質問を投げることで、過去のメモを元に回答を得るという仕組みです。

アカウント解除方法

ブラウザでNotionにログインして、サイドバーの「設定」→ポップアップウィンドウの「アップグレード」→「解約」ボタンで解約できます。

僕はすでに解約手続きが終わっているのでこの画像に解約ボタンがありませんが、「削除をキャンセル」の位置に「解除ボタン」があるはずです。

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著者について

都内でWEBサービスを複数運営する会社で開発を担当しています。
慶應義塾大学2年生。
趣味はガジェット収集とグルメです。

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