今回はNothingのサブブランドであるCMFから発売されたWatch Proについて紹介します。
11,000円と低価格にも関わらず、Apple Watchに似たシンプルで洗練されたデザインと十分な機能を備えていることから発売前から注目されていました。
実際にAmazonで発売されてから数時間で完売してしまったことからもいかに注目されていたかがわかります。
開封の儀
届いた時は箱が薄く、本が届いたのかと思ったほどでした。
無駄なスペースを極限まで削った箱のデザインからも、コストカットを極限まで極めていることがわかります。
中には
- 時計本体
- ベルト
- 説明書
- 専用充電ケーブル
が同封されていました。
Watch Proの見た目
画面
まず、第一印象はメタリックでとてもかっこいい! というか、Apple Watchとめっちゃ似てる笑
大きさは友達のApple Watch SEよりも一回りくらい大きかったです。
ベルト
ベルトはシリコンのような素材で、それがまたシンプルさを引き立てています。
色はこのような3色から選ぶことができます。
どの色もシンプルであったり可愛かったりとデザイン性に優れています。
装着時にはベルトの余ったベルトを内側に入れるようになっているので見た目はよくなりますが、慣れるまでは装着に時間がかかりそうです。
ボタン
ボタンは一つしかしかなく、Apple Watchのようにダイアルにもなっていません。
押すことしかできないので操作性はApple Watchに少し劣るかなという感じです。
時計のデザイン
デフォルトで設定されている時計のデザインがクリエイティブでとても気に入っています。
しかし、少し見にくいという方もいるはず。
そんな方のためにかなり豊富なバリエーションが用意されています。
デジタルやアナログ表示、他にも多機能やクリエイティブなデザインまで多岐にわたります。
Watch Proの良いところ
充電もちがとにかく良い
公式では最長で13日もつとされています。
Apple Watchは通常1日、ultraでも3日程度しか持たないのでこのWatch Proの13日持つという数字は驚異的だということがわかります。
しかし、実際に使ってみると24時間で充電が20%も減りました。
もしかすると、13日という数字は機能を減らして消費エネルギーを極限まで減らした上での数字なのではないかもしれません。
どちらにせよ、Apple Watchよりも充電が長持ちするという事実は変わらないでしょう。
アラーム機能が使いやすい
これは普通のスマートウォッチにもあるかもしれませんが、音ではなく振動で起こしてくれるので比較的気持ちよく起きることができます。 これは地味にありがたかった。
自動で睡眠トラッキングをしてくれる
寝ると、自動で睡眠トラッキングを行なってくれます。
Watch Proからは睡眠時間を確認することができ、専用のアプリからは睡眠時間に加えて睡眠の深さをシラフ、レム、コア、深いの4段階に分けて教えてくれます。
運動モードが豊富
ウォーキングから定番なものまでとにかく様々な種類の運動モードに対応しています。
110種類の運動モードがあり、カバディや太極拳などかなりマニアックな競技にも対応しているのでほとんどの人が満足できるはずです。
ただし、水泳がないので水泳をよくしているという方は注意が必要です。
防水機能は付いているのでその点は安心してください。
他にも豊富な機能
今まで紹介した機能以外にも豊富な機能を備えています。
- 心拍数の計測
- 血中酸素の計測
- 1日の活動の確認
- ストレスの計測
- 通話
- 音楽の再生や停止、音量の調整
- カメラのリモート操作
- 1週間後までの天気の確認
- 音声アシスタント
- タイマー
- スマートウォッチ
- フラッシュライト
- スマホを探す
- 通知
- スタンドリマインダー
- 水分補給リマインダー
と、11,000円ながらも5万円くらいするのスマートウォッチに負けない性能を誇っています。
Watch Proの悪いところ
決済ができない
他のスマートウォッチではクレジットカードや交通系ICカードで決済ができるのですが、このWatch Proでは一切決済ができません。
充電ケーブルがtypeCではない
これは地味に嫌な人が多いかも。
充電ケーブルに独自のケーブルを用意する必要があるため、ケーブルを一本余計に持たなくてはいけません。
しかもアダプターとはTypeAで繋ぐため、人によってはアダプターももう一つ用意しなくてはいけません。
僕は驚異的なバッテリーがあるから仕方ないかなと目を瞑っています。
カスタマイズ性が低い
他のスマートウォッチではよく使う機能などをホーム画面に設置するなど、自分好みにカスタマイズすることができますが、このWatch Proでは自分のよく使う機能をホームボタンから直接アクセスするためのカスタマイズができません。
時計、活動の報告、心拍の確認、天気、通話、通知、設定以外の機能は毎回機能一覧画面からアクセスする必要があります。
運動に水泳がない
運動モードでは全てのスポーツを網羅しているのではないかというレベルで様々なスポーツに対応しているのですが、プールはありません。
健康のためにプールをしていて、それをスマートウォッチで管理したいという方にとっては残念なところかもしれません。
まとめ
このように、CMF by NothingのWatch Proは11,000円とは思えないような充実したデザインと機能を備えています。
決済機能が使えないという点以外は致命的な欠点がないため、これからスマートウォッチを買うという人にはおすすめNo1のスマートウォッチといっても過言ではないでしょう。